2019年度版の怖い話ランキングの発表!
当ブログの人気記事をランキング形式でご紹介します。
第10位 【怖い話】夜中の死神
家系なのか血筋なのかわかりませんが、私の家族は代々霊感が少なからずあります。それを踏まえてこの記事を読んでください。
あれは私が高校生くらいの頃のことでした。今はスーツを着て革の鞄を持っているバリバリのサラリーマンの姿をしていますが、当時は結構やんちゃなことをしていました。恥ずかしながら夜遊びやバイクを乗り回していたものです。恥ずかしながら、何度か警察にもお世話になったこともあります。
そんなやんちゃな私はあるとき、当時の仲間とともに心霊スポット(H県有名な心霊スポットです)に行こうという話になりました。当時怖いもの無しだったので、度胸試しのつもりでみんなで行きました。
その心霊スポットについたのは大体夜中の1時ごろでしょうか。みんなは怖がっていましたが、私には全く怖くありませんでした。というのも冒頭で話したように私の家系は霊感が強かったので、守護霊がついているということを聞いていたからです。とりわけ私についている守護霊は強いようだったので、それもあわさって怖さはありませんでした。
そこでの出来事は何も起こりませんでした。あまりにも何も起こらなかったので他の心霊スポットを何件も回ったのですがそれでも何もありませんでした。仲間たちとはその日別れて何事もなく次の日の朝を迎えました。
第9位 【怖い話】裏S区
今から何年か前に男の子(仮にA)が一人行方不明になった。(結局自殺してたのが見つかったけど)
俺はS区出身者。彼は裏S区出身者だけどS区の地域にある高校に通ってた。
まぁ、彼は友人だった。あくまで「だった」だ。
1年の頃は仲良かった。彼が一人の生徒をいじめるまでは。
いじめられたのは俺。周りはだれも止めない。止めてくれないし、見てもない。傍観者ですらなかった。
必死にやめてと懇願しても殴る、蹴る。俺は急に始まったから最初はただの喧嘩と思い殴りあったが、彼の体格と俺のでは全く強さが違う。
でも、次の日も急に殴ってきた。意味も無く。理由を聞くも答えない。
薄っすらと笑ってたからもう兎に角怖かった。
ある日いきなりAが学校に来なくなった。俺はかなりうれしかった。
でも、もうその状況では誰も俺に話かける奴はいなかった。初めての孤独を味わった。
多数の中に居るのに絶対的な孤独だった。それからAが3週間学校を休んだある日、先生が俺を呼び出した。
第8位【怖い話】C菜の夢
ちなみに俺は今27歳。
昔のことは、ややうろ覚えの部分もある。
細かな描写はある程度、想像の部分もあるけど勘弁。
あと謎が多く残る、誰か分かった人が居たら書いた後に教えて欲しい。
スレタイにも書いたけど、これは俺が小学校4年生から現在まで続いてる話。
当時の俺は、仲の良い男の子と女の子が居て、学校の休み時間も放課後も常に3人で行動していた。仮に名前をA男とC菜としておく。
3人でふざけ合ったり喧嘩したり、まあ良く居る仲良し3人組みみたいな感じだった。
そんなある日、C菜は学校を休んだ。これは、おかしいと俺は咄嗟に思った、C菜は超が付くほどの健康優良児であり、今まで一度も学校を休んだことがなかったのだ。
俺「おい、今日C菜休みみたいだぞ」
A男「どーせ、夕食食い過ぎて腹でも壊したんじゃないのwwww」
俺「wwwwwwwww」
等と、俺達は殆ど気にも留めなかった。
放課後に見舞いに行こうか迷ったが、どうせ明日になればピンピンして学校に来るだろうと思って行かなかった。
しかし、翌日もC菜は学校を休んだ。
第7位 【怖い話】潰された足
これは私が大学2年生の時の話です。大学の講義が終わった後、友達の家で焼肉会をすることになりました。6人ほどに声をかけて集まったのは3人。焼肉会の会場提供者であるAさん、お気に入りのフィギュアをいつも持ち歩いているオタクのOさん、そして私です。
Aさんの家に向かう電車の中、最寄りの駅に近づいてくると「あれが私の家だよ」とAさんがあるマンションを指差しました。そのマンションは他のどの周りのマンションよりも目立つ、大きなオレンジ色のマンションでした。
近づけば近づくほどそのマンションがおしゃれでたかそうなマンションに見えていました。駅についてから、構内にあるスーパーで焼肉会のお肉を買いに外に出ると、私は魔の前にある建物を指差しました。
「あ!Aさんの家ってここだよね!」
そう私が言っても何の返事もありませんでした。おかしいなとおもいAさんの方に顔を向けると、Aさんは何言ってるのという不思議そうな顔をしていました。
それもそのはずです。私が指差していたのはおしゃれなオレンジ色のマンションではなく、古ぼけた白い団地でした。何でこんな場所を言ったのか自分でもわからず、とりあえず変な空気を誤魔化しました。そんな時Aさんはぼそっとつぶやきました。
「そういえばここって何人も飛び降り自殺してる団地なんだよね・・・」
今思えば恐怖はここから始まったのかもしれません。そこから少し歩いてAさんと私は焼肉会場のAさんの家に到着しました。
第6位 【怖い話】昔田舎で起こった怖い話
俺が小学5年の頃の話だ。
東京で生まれ育った一人っ子の俺は、ほぼ毎年夏休みを利用して1ヶ月程母方の祖父母家へ行っていた。
両親共働きの鍵っ子だったので、祖父母家に行くのはたいてい俺一人だったが、初孫だった俺を祖父母はいつも笑顔で歓迎してくれた。
山あいにある小さな集落で、集落の北端は切り立った山になってて、その山のすぐ下を県道が走ってる。
県道沿いに商店が数軒並んでて、その中に祖父母家があった。
山を背にすると猫の額程の平地があり、真ん中に川が流れてて、川を渡って数分歩くとすぐ山になる。
山に挟まれた県道と川がしばらく坂を上っていくと、険しい峠になっていて、この集落は峠までの道で最後の集落になってる。
この峠は名前も何だか不気味だったこともあって、昔ながらの怪談話をよく大人たちに聞かされたものだった。
そんな寒村の小さな集落、全部合わせて50人も住んでないような場所だから、遊び仲間になる子供も5~6人ぐらいしか居なかった。
よく遊んでいたのが
子供たちの年長者であるA(中1)
Aの弟のB(小6)
仲間内で唯一俺より年下だった魚屋のC(小4)
川で泳いだりカブトムシを取りに行ったり、東京のコンクリートジャングルで生まれ育った俺にとって、ファミコンが無くても楽しい田舎での暮らしは新鮮で天国のようだった。
第5位 【怖い話】田舎の大根さん
去年の秋頃だったかな
俺は時々変なものを見るようになった
明らかに人間じゃないんだけど、邪悪なものって感じもしないからその時は放っておいた
そいつはいろんなところに出没した
家のすぐそばだったり、学校の窓から見た風景の中だったり
だいたい明るいうちに見えることが多かった気がする
俺はこっそりそいつを「大根さん」て呼んでた
というのもなんか見た目が真っ白で、人型なんだけど大根みたいな身体から大根みたいな腕やら足やらのパーツが生えてたから
で、俺が見るとぱっと走ってどっかに逃げていってしまう
妙に愛嬌があったから嫌いじゃなかった
ちなみに、俺以外にそんなのは見えてるはずもなかった
当たり前っちゃあたりまえだが
いやマジなんだこれが
以下そいつのことは大根さんとするが
大根さんは先に書いたとおり妙に愛嬌のあるやつだったんだ
悪さしないし、視線向けると勝手に逃げてくしな
最初は俺もびびってたけどいつの間にか自然と探すようになっちゃって
一ヶ月くらいそれが続いた
第4位【怖い話】末
匂いの記憶というものは不思議なものだ。
すっかり忘れていた過去が、ふとした時に嗅いだ懐かしい匂いにいざなわれて、鮮やかに蘇ることがある。
例えば幼いころ、僕の家の近所には大きな工場があり、そのそばを通る時に嗅いだなんとも言えない化学物質の匂いがそうだ。家を離れ、大学のある街に移り住んでからも、どこかの工場で同じものを精製しているのか、時おり良く似た匂いを嗅ぐことがあった。
そんな時にはただ思い出すよりも、ずっと身体の奥深くに染み込むような郷愁に襲われる。次の角を曲がれば、子どものころに歩いたあの道に通じているのではないか。そんな気がするのだ。
そんな僕にとって一番思い入れのある匂いの記憶は、石鹸の匂いだ。
どこにでも売っているごく普通の石鹸。その清潔な匂いを嗅ぐたびに、今はもういないあの人のことを思い出す。
身体を動かすのが好きで、山に登ったり街中を自転車で走ったり、いつも自分のことや他人のことで駆けずり回っていたその人は、きっと健康的な汗の匂いを纏っていたに違いない。けれど、僕の記憶の中ではどういうわけかいつも石鹸の匂いと強く結びついている。
その人がこの世を去った後、その空き部屋となったアパートの一室を僕が借りることになった。
殺風景な部屋に自分の荷物をすべて運び込んで梱包を解き、一つ一つあるべき場所に配置していった。
その作業もひと段落し、埃で汚れた手を洗おうと流し台の蛇口を捻った。コンコンコンという音が水道管の中から響き、数秒から十秒程度経ってからようやく水が迸る。
古い水道管のせいなのか、その人がいたころからそうだった。
第3位 【怖い話】張り紙アパート
私が大学生だった頃の話です。私が通う大学のある街には「張り紙アパート」と呼ばれる奇妙なアパートがありました。なんてことない普通のアパートなのですが、一階の部屋の道路に面した大きな窓がとても不気味でした。アパートは2階建てで上下に5部屋ずつあるのですが、一回だけ全ての窓が内側から隙間なく張り紙がされていたんです。まるで中を見られるのを遮るかのように・・・
張り紙も新聞紙やチラシのようなものからアイドルやアニメのポスターだったりと、部屋によってまちまちでした。ある時そのアパートの一階の一部屋が空室になったことを聞きました。そして私たちの友達の中で借りてみようということになったんです。
私の友達にBさんという男友達がいました。そのBさんは最近彼女ができ部屋に彼女を呼びたいとのことで、学生寮を出たがっていました。そこで家賃が安いなら借りてもいいとのことで、Bさんが張り紙アパートの一室を借りることになりました。借りる前に噂を聞き調べましたが、アパートのことを知っている人はたくさんいますが、事件があったという事実や曰く付きだという話は一切出てきません。
Bさんは不動産会社や大家さんに話を聞いて見ましたが、事件・事故・幽霊が出るなどの話は聞いていないとのことでした。張り紙についても首をひねるばかりで、住民から何も言われたことがないとのことでした。大家さんがいうには古いアパートなので防寒対策や結露対策、西日対策じゃないのかとのことです。実際内見の際にも押入れの中は湿気のせいか、カビのようなシミがあったし、それについては古いアパートなので仕方がないそのぶん家賃を安くするという話が出た程度でした。
第2位【怖い話】第三の男と地蔵
Y君は関西の某大手製薬企業に勤めている。
しかし仕事柄、中々女性と出会えず、彼女がいないのが悩みであった。
そんな彼に、友人が彼の悩みを聞いて、
やはり同じような悩みを持つ看護婦さん達との合コンの段取りを付けてくれることになった。
もちろんY君に異論があるはずがない。
休日を選び、待ちあわせ場所はとりあえず某海浜公園に決められた。
参加者は男性がY君を入れて3人、看護婦さんも3人、そして仲介役の友人を入れて7人のはずであった。
Y君は当時を振り返って言った。
「なんか、最初からハプニング続きで、変な予感みたいなものがあったんですけどね・・・」
女性側はともかく、男性側はそれぞれ面識がなかった。
友人が数合わせに知り合いからY君のような男性を適当に選ぶという話だったのである。
Y君はそのうちの一人とはすぐに落ち合う事ができた。
彼も年齢はY君と同じくらいで、おとなしそうな青年だった。
やがて、看護婦さんら女性側3人も時間通りにやってきて、なんとなくその場の雰囲気がほぐれてきた。
しかし、男性側の最後の一人と仲介役の友人がいつまで待っても来ない。
焦れてきたY君は友人の家に携帯で連絡を入れてみた。
第1位 【怖い話】愛してはいけない
私の尊敬する住職は、すでに結婚していてもおかしくない歳なのだが、まだ結婚していない。その住職は小さい頃からの知り合いなのだが、住職らしからぬノリの良さで、周りからはちょっとチャラい住職だと思われていた。
しかしながらその能力は本物で、霊視や除霊など一般人が思いつく限りの霊能力技術を身につけていた。そんな彼は見た目も合間って、その実情を知っている人はほんの一握りしかいない。
そんな住職が結婚しないのは理由があった。それは住職の過去の経験が結婚を・・・いや人を愛せなくさせていた。
当時住職には彼女がいた。ここでは仮にその人をSさんとしよう。実はSさんと私は面識があった。Sさんは少し内気で人前に出ることが得意ではない人だったが、おしとやかでとても綺麗な人だった。
今でこそなんとなくわかるのだがSさんは住職と結婚を意識していたと思われた。だが結婚までは踏み出せず何年も月日が流れていった。
そうなっていたのには大きな原因がある。Sさんは呪われていたのだ。いやこの表現は正しくないだろう。Sさんの家族全員が呪われていたのだ。
昨年よりランキングは大きく変わり、2ちゃんねるの怖い話が半分を占める形になりました。
次年度のランキングもお楽しみください。
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